戦国武将の兜を3種類の金属を巧みに使い分け作り上げられたペンダント。
頭部を守る甲冑が「兜」だが、頭部を守るという防具の意味以上に、戦場で目立ち、威厳や地位を誇示する目的もあった。
兜の中のお面のような物は、面頬(めんぽう)という顔面を防御する防具で、雄々しい表情の面頬を着用することで、着用者の闘志をかき立てたり、戦場には不釣合いな笑い顔の面頬を着用することによって、敵を当惑させたりするなど、戦場における「仮面」の役割もあった。
面頬の中でも顔を全て覆い隠すものは総面(そうめん)と呼ばれ、地位の高い武将のみが着用した。
兜鉢の後方に取り付けられる板のことを錣(しころ)といい、刀や矢から首筋を守る目的で使われた。取り付けられる板の枚数によって呼称がことなり、3枚の場合は3枚兜と呼ばれた。
錣(しころ)部分は実際の兜と同じように細部までこだわった動きのある作りとなっている。
美術品のようなその存在感は思わず戦国ロマンに思いを馳せてしまう。
品番 |
OP010 |
サイズ |
縦43.0mm×横33.0mm |
厚み |
24.2mm |
重さ |
23.0g |
素材 |
silver925(アクセント:真鍮・銅)
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使用石 |
なし |
石サイズ |
ー |